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住宅ローン減税の落とし穴。

。こんにちは。

 

ちょっと前の話ですが、従業員の方から「銀行から住宅ローンを組む時に、『年末調整で10万還って来るって聞いてましたけど還って来てないので…』と問い合わせがありました。

 

はい、これはもう銀行の説明の仕方?勧誘の仕方?が悪いのですが、住宅ローンでお金が還って来るというのは、住宅ローン控除が発生して所得税率を掛ける所得金額から住宅ローン控除金額を差し引くので、その分所得税が安くなる、ということです。これでもわかりにくいと思います。現金で10万還って来るわけじゃなくて、控除が発生してその分減税されるので、結果として年末調整で(それまで支払っていた所得税が銀行の見込み金額で10万)還って来ますよ、ということです。確かにその人は年末調整でその年の源泉所得税が全額還付されてました。10万も還って来てません。

説明すると納得はされてましたが、内心がっかりされていたと思います。

 

生命保険のPRでも「年末調整で〇万還ってきます」とか書いてありますが、現金で還ってくるわけじゃないですからね?その分控除が発生するだけで、実際に減税される額は何千円とかにしかなってないです。

住宅ローンにしろ、生命保険にしろ、イデコもそうですが、この現金が還ってくると思わせるような、というか何も知らない人は現金が還ってくるとしか思わない錯誤させる、もっとはっきり言って詐欺に近い説明の仕方はいい加減禁止するべきだと思います。